
阪神のほうは当日の、「直前1番人気診断」をご覧下さい。
中山は、主力の2騎手が抜け、外国人騎手の参戦もなし。かなり締りがない印象をもつ。
とはいえ、1番人気になればきっちりと仕事をする騎手たちが、1番人気馬を任されているので、ある程度は形をつけてくれそうな感じはする。
対して、中京はもうどうしようもない状況。
信頼できるのは5レースのグロリアスカフェぐらいで、あとは取りこぼしてもなんら不思議ではない。
1Rはチャーマーが1番人気。乗れている北村友なので、大きくコケることはないだろう。ただし、馬の能力は横一線。秋山のメンカウラーが追い切りレベルが高く、人気的にも買い頃。
2Rは横山和のピースオブアイ。なんとか馬券になりそうなレベル。単勝3倍前後なら、単勝だけでも十分か。
3Rはニホンピロアワーズを管理する大橋厩舎のミキノノボリリュウが厩舎レベル「S」と高く出ている。ただ騎手が頼りない。最低レベルの「C」では他に目をやるしかない。穴は岩崎のトゥヴァビエン。
7Rのモモトンボは、ローカルならの吉田隼。でも1番人気に乗れば評価が下がる。宮厩舎×藤岡康のプラチナテーラーや、中村厩舎のマイネアルナイル、安田厩舎のカレンケカリーナら人気薄を絡めた高配馬券で勝負!
8Rも大橋厩舎。カトラスにまたがるのは、レベル「C」の中井。これまた頼りない。菱田のクラディオスやトーホウビッグガンらに魅力を感じる。
11Rは非常に難しいレース。藤田の1番人気は基本的には信頼して良いレベル。人気的に買いやすい。フィリラやラーストチカ、あるいはアンチュラスらが相手の馬連高配狙い。
TEXT 奥野憲一