
1番人気 信頼度
過去データ分析に基づき、算出したポイントをランク付けしたもの。
あくまでもデータを主体としているので、波はあります。
その波を読むのも一つの馬券戦略になりえます。
1番人気 妙味度
信頼度に対して基準オッズを評価し、ランク付けしたもの。
関東は実際のオッズが辛く、見直すべきところは多々あり。
当日の締め切り前オッズで再出力するのがベスト。
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今日は、信頼度B・C・Dの成績について。
まずは先週分の総合。

こちらが、妙味度S・AAに絞り込んだ結果。

先週は、ほとんどが妙味度S・AAでした。プログラムを間違えたんかい?って思ってしまうぐらいに。
結果として、複勝回収率はすべて100%を超えました。
以下が、データを提供してから先週までの全体成績です。


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先週はたまたまDの結果が良く出ましたが、長い目で見ると、Dは非常に頼りないです。
でも、先週お話したように、Dでも、JRDBデータのある指数を加えることで、信用できるデータに生まれ変わります。これぞ競馬データの化学変化!
(上がデータ提供開始から先週まで、下が先週)

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それは、信頼度S・AAでも同じことです。
現状が信頼度S・AAでも、JRDBデータのある指数を加えることで、SSあるいはSAAに生まれ変わります。
(上がデータ提供開始から先週まで、下が先週)

ちなみに、信頼度が低いときに加えるJRDB指数と、高い時に加えるJRDB指数は別のものです。
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余談ですが、今年の1番人気は、昨年よりも成績が非常に優秀です。

昨年は、軒並み30%を割っていたのに、今年はほぼ30%を大きく上回る結果になっています。
JRAの2016年度のG1売上は対前年比106.6%だそうです。金額にすると100億ちょっと。
1番人気が勝てば売上がアップする?
それがすべての原因でないにせよ、ゲームが難しすぎたらお客さんが逃げますからね。多少は相関しているでしょう。
強い馬が期待通りの競馬をしてくれて、きっちりと勝ち負けしてくれれば、馬券は当たる!儲かる!と思い込んでくれるお客さんが増えて、売上がアップ。
しかしそういう状況を長引かせると、回収率はどんどん低下していくので、どこかで少しずつ難しくしていく必要がでてきます。
胴元としてはそのバランスを図るところに一番神経を使っているのではないでしょうか。
馬場をいじくってみたり、騎手を余所から呼び寄せたり、外厩をOKにしたり、違う種牡馬を入れてみたり…。
大変なお仕事です。。。
また、1番人気は7~10月にかけて、1番人気美味しくなくなります。
それはもう、降級馬や3歳馬がしっかりしているからに他なりませんね。
1番人気ふぁぼったーは、再来週からさらに美味しい1番人気を見極める目が必要になってきます。
1番人気妙味度と卍指数があればその見極めは楽になるんですけどね(笑)
(奥野憲一)