今年はーーー

馬トクPOG2017表紙
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これ、そう、この馬トクPOGの編集のお陰で、”予想業務”をほとんど愉しむことができませんでした。
が、手前味噌ですけど、まあまあ良い本ができて満足しています。牧場関係者、愛馬会各社、報知新聞社メディア局、同レース部の皆さま、多くのカメラマンさん、DTP屋さん、JRDBスタッフのお陰です!!
 読者の皆様には、いつもご愛顧いただき、このPOG本もお買い上げいただき、誠にありがとうございます。

 まだまだPOGに関わる製作は続きますが、とりあえず、今日はそれをちょっと忘れて…。
 今年の区切りとして、ダービー予想だけは時間をかけて行いたいと思います。

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【東京10R 日本ダービーの予想】

その前に、ストライド競馬新聞安井代表に替わって少しコンテンツのご紹介を。

ストライド競馬新聞のコンテンツにこのようなものがあります。

ストライドコラム_前走不利タイトル

これは、ストライド競馬新聞の主要データである「トラックバイアスデータ」と「走行状態データ」から、近走ちゃんと競馬ができていない馬を拾い上げ人気がない馬をピックアップした、いわば、「お宝馬発見コラム」です。

これが良く来ているのに、安井代表が宣伝してくれないから(笑)、私が彼に替わって厚かましく宣伝します!
以下は、今日の結果。
ストライドコラム_前走不利内容


どうですか!?
ちょうどコラムの東京と京都を跨ぐ部分なんですが、ここだけでもよく来てるでしょ?
今日たまたま良く来たから宣伝しているわけではないですよ(笑)

馬券に絡む力はあるのに、馬券に絡めなかった馬。あるいは凡走した馬。そこに妙味があるのです!!(語るほどの事ではないけれど)
こういう、どこにも無いデータを一杯作っている「ストライド競馬新聞&展開予想」をよろしくお願いします!
(秋からはまた別のデータを提供する予定)

 さて、これを踏まえ、今年の日本ダービーの予想をご覧ください。

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 先の皐月賞は、中山コース特有の荒れ方で100万馬券の大波乱決着となった。”展開の綾”というのか、上手く行った行かなかったの差が大きかったことは間違いない。
 出遅れた馬、不器用でごちゃついた最終コーナーでうまく立ち回れなかった馬が、結果として力を出し切れなかった。
 
 皐月賞で1番人気に支持されたのは、唯一牝馬で参戦したファンディーナだった。結果は7着。タイム差はわずかも内容的には完敗。これが現状の牝馬と牡馬の差と言って良い。
 
 今年の牡馬は総じて質が高く目移りしてしまう。今年のダービーにおいては、どのうまも、マイル~中距離路線なら古馬G1でも勝ち負けしてしまうのでは、と思わされるほどだ。
 
 プリンシパルSをレースレコードで制したダイワキャグニーにしても、どこまで伸びる?のっていう感じで、追えば追うだけ伸びて楽勝。スタートダッシュつかず、道中引っ掛かっては終始ちぐはぐな競馬で敗戦した弥生賞とは全然レベルが違った。かなり力を使ている。セレクトセールで1億円以上もしただけのことはある。それだけ質が高い。
 プリンシパルSのレース内容をおさらいする。

 ダイワキャグニー プリンシパルS
 ◇ストライド指数71
 ◇4角位置取り優劣×
 ◇直線バイアス優劣× 



 当日の馬場は、4コーナーから直線がホゲてボコボコの状態。理解できていた騎手は、ラチ沿いを避けて走らせていた。同週のNHKマイルCを制したアエロリットも、先行しているのにラチ沿いを走らさずに馬場の4~5分どころを目指した乗り方をしていた。
 それを知ってか知らずか、ダイワキャグニーの鞍上は、(敢えて?)終始馬場の悪いところ走らせ、逃げ馬を交わすまでガンガンに追った。ラストは50Mは流し気味でも、ルーラーシップが打ち立てた当時の好タイム1分59秒1を0.8秒も上回る時計で走破。ペースの違いはあるにせよ、それぞれの馬場差を考えると、この時計は非常に立派で高く評価すべき。皐月賞に出られていたら…。

 皐月賞上位組―今年に限ってはどこまでを上位とするかはという問題もあるが―は、どれも質が相当高い。
 
 アルアイン 皐月賞
 ◇ストライド指数74
 ◇4角位置取り優劣…
 ◇直線バイアス優劣×


 勝負所で前をややカット気味に入られ、直線にむいてはクリンチャーに寄られるなど、決してスムーズではなかった。かなり無茶な競馬をしているが、さすが世界のノーザンファーム×サンデーレーシング×池江厩舎だ。運動神経が凄すぎる。
 ディープインパクトにしてもオルフェーヴルにしても、典型的な長距離体型ではなかった。それでもダービーや菊花賞では長距離適性が高いと思われた馬たち圧倒した。アルアインにしても、もしかするとそういうタイプなのかもしれない。
 
 同厩舎で皐月賞2着だったペルシアンナイトは置いおいて…。
 
 ダンビュライト 皐月賞
 ◇ストライド指数74
 ◇4角位置取り優劣〇
 ◇直線バイアス優劣…

 3着ダンビュライトもまた抜群の競馬センスをもった中距離馬。皐月賞は勝負所で外々を回らされた。これはもちろん名手武豊のテクニックともいえる。ここにいないと掲示板にすら載れないという計算のもと少し無理して出していっている。それに対応できる馬もすごい。勝ち切れないが負けない走りができるのがこの馬の長所といっていい。こちらもアルアインと同じノーザンファーム生産のサンデーレーシングの馬。
 
 スワーヴリチャード 皐月賞
 ◇ストライド指数71
 ◇4角位置取り優劣〇
 ◇直線バイアス優劣…
 ◇前半掛かる、4角前壁


 2番人気に支持されて6着に敗れたスワーヴリチャードもノーザンファーム生産馬。共同通信杯で見せた加速力を発揮することができなかった。スタートはマシになったが、やや不器用。右回りは本当にダメなのかもしれない。手前をちゃんと替えられていない。まともに走れば、加速力で他を凌ぐ高性能エンジンを搭載しているだけに、先行全馬を一蹴してしまうことは不可能ではないはず。スムーズに立ち回れるかだけ。
 
 カデナ 皐月賞
 ◇ストライド指数70
 ◇4角位置取り優劣〇
 ◇直線バイアス優劣…
 ◇出遅れ、4角リズム悪い


 弥生賞勝ち馬のカデナはグランド牧場生産のディープ産駒。体が柔らかいため前後躯に伸びがあり距離が伸びても対応できるスタイルをしている。前走はゲート両隣が遅れたせいで同馬もタイミングが合わず後方からの競馬になったのが痛かった。4コーナーも上手く立ち回れずロスが発生。そんな競馬で勝ち馬からたった0.5秒差。ある意味立派。
 府中は昨年11月に経験済み。当時は完成度の差でアドマイヤミヤビに敗れたが、今の完成度ならもっと高いパフォーマンスを発揮できるだろう。
 
 レイデオロ 皐月賞
 ◇ストライド指数71
 ◇4角位置取り優劣〇
 ◇直線バイアス優劣〇
 ◇出遅れ


 次はレイデオロ。きれいな馬。さすがは名門藤沢和厩舎の管理馬。名牝ウインドインハーヘアの血を持つだけのことはある。皐月賞では最後方からだとさすがにあれが限界。府中でも大外を回していては間に合わない。脚質的に損な立場であることは確か。
 
 ウインブライト 皐月賞
 ◇ストライド指数74
 ◇4角位置取り優劣…
 ◇直線バイアス優劣×
 ◇出遅れ

 皐月賞は8枠17番と非常に不利な枠から。出遅れて後方から終始心許ない位置取り。それでも最後はしっかり伸びて勝ち馬からたった0.5秒差にまとめた。レイデオロよりも高い指数がでているのには頷ける。もっとも、今回も良い枠とは言えない。運が良ければの押さえ。
  
 アドミラブル 青葉賞
 ◇ストライド指数69
 ◇4角位置取り優劣〇
 ◇直線バイアス優劣…
 ◇出遅れ

 さて、青葉賞を圧勝して駒を進めてきた1番人気アドミラブルの評価。24年前までさかのぼっても、青葉賞勝ち馬は1度もダービーで1番人気に支持されたことが無い。そもそも青葉賞組から勝ち馬でも出ていない。
 ストライド指数は70に届かなかった。G2とG1の差があれど、見た目ほどレベルの高い走りではなかったということか。
 見た目上の距離適性はおそらくナンバーワン。しかし前走の競馬はやりすぎた感がある。皐月賞2着のペルシアンナイトしかり、M.デムーロ騎手は勝たせたい時はああいう極端な競馬をすることがある。
 M.デムーロ騎手をディスるわけではないが、M.デムーロ騎手が前走(重賞限定)騎乗し、馬券に絡んだ馬の次走の成績を調べてみると…
 2012年以降45件あり、1着5回、2着6回、3着5回。勝率11.1%にしかならない。
 ちなみに、近走もM.デムーロ騎手が騎乗したときの成績は…
 21件中、1着3回、2着3回、3着2回。勝率14.3%。3勝のうち2勝は皐月賞とダービー(ドゥラメンテ)で1勝が桜花賞(ジュエラー)。それぞれ、レース後に骨折している。

 というデータはあるものの、1番人気信頼度はAA、妙味度はSが出力された。前走の強引な競馬で疲れが尾を引いてなければ…。当日のパドック情報で決定したい。




◎7番アルアイン
○4番スワーヴリチャード
▲1番ダンビュライト
注15番ダイワキャグニー
☆13番カデナ
△17番ウインブライト
△12番レイデオロ
?18番アドミラブル

グランプリ

さあ来週から新馬戦がスタートしますよ~!!エントリーがまだの方はお早めに!!
https://umatoku.hochi.co.jp/pog


奥野憲一