2011年以降、2強対決といわれた牝馬限定のG1において、実際にその2頭のワンツーで決着したレースは、8レース中3レースだけ。

 2011年ヴィクトリアマイル アパパネとブエナビスタ
 2011年エリザベス女王杯 スノーフェアリーとアヴェンチュラ
 2016年オークス シンハライトとチェッキーノ

 多いと言えば多いかもしれないが、6割以上で、どちらか一方、あるいは、両方が連を外していることを考えると、少しぐらい疑ってかかってもいいと思う。

 ちなみに、牡馬を含めると、全部で22レースとなり、2016年の有馬記念(サトノダイヤモンドとキタサンブラック)と、2012年スプリンターズS(カレンチャンとロードカナロア)の2レースが増えるだけ。さらに率は低下する。

 (余談・2011年のオークスは、マルセリーナとホエールキャプチャの2強と言われ、どちらも連を外す。1着エリンコート、2着ピュアブリーゼで馬連42750円の大波乱決着となった)

 また、馬連配当は、1000円台後半から3000円台が最も多くなる。
 以下は、ラッキーライラック、アーモンドアイのどちらかを軸とした場合の買い目。

 [01]馬連 09-13 16.9倍
 [02]馬連 01-16 20.7倍
 [03]馬連 01-15 23.4倍
 [04]馬連 13-17 24.3倍
 [05]馬連 01-04 33.6倍
 [06]馬連 01-03 36.7倍
 [07]馬連 01-07 38.9倍
 ※前日21時56分現在のオッズ


【阪神11R 桜花賞の予想】
◎1番ラッキーライラック
○13番アーモンドアイ
▲16番フィニフティ
注10番アンヴァル
☆15番プリモシーン
△9番リリーノーブル
△3番リバティハイツ
△17番マウレア
 
 アーモンドアイは異例のシンザン記念から直行がどうでるか。気性はそんなに難しいタイプではないが、久々で、かつ、輸送があることを考えると、少しは懸念しておいた方がよさそう。シンザン記念では実際ゲートで煩かった。
 馬体のボリュームはアップしていそうでより一層力強さが出ている。馬体に関しては言うことなし。
 
 ラッキーライラックのスケールとバランスの良さが特に目につく。そういう意味ではアーモンドアイよりも上。スタートは上手いし、折り合いも付けやすいほう。前走は最後の直線で早々に抜け出した分、終いが甘くなっているが、目標が前にあれば、もっと時計が出ていたかもしれない。なにせ、平均ペースの中、テンであれだけ前に行っても上がり最速タイで走られたわけだから、対戦した馬たちの逆転は考えにくい。

 大穴はアンヴァル。前走の競馬を見れば、7割程度の力しか出せていない。3勝しているところも見逃してはいけない。1600M実績がないだけで、割り引く材料はない。

 マウレアは残念ながら17番のきつい枠を引いてしまった。理想的なマイラー体型で、スピード競馬につよい下河辺牧場産。条件は決して悪くないが、勝ち負けには加われずに3着までのパターン。
 
 リバティハイツは本当に走るのが上手い。2走前は不利を食らってしっかりと走り切れなかったが、次走の重賞で力を出し切り勝利。まともならそれぐらいの競馬ができてもおかしくない馬。今回は1ハロン長くなり、適性から少し外れてしまうが、マイルのペースが崩れれば、うまくかみ合う可能性もある。
  
 それよりもフィニフティ。目下リーディングトレーナーの藤原英昭調教師が管理する良血馬。前走はまだ競馬に慣れていない感じで、ふらふらしていた。それでも2着。その内容を考えれば、ここでも3,4番人気ぐらいに支持されてもいいほど。

 馬券は、アーモンドアイ取りこぼしを想定した組み方で。

TEXT 奥野憲一