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【東京11R日本ダービーの予想】
◎6番サートゥルナーリア
○3番エメラルファイト
☆10番クラージュゲリエ
☆13番ヴェロックス
☆11番レッドジェニアル
△7番ダノンキングリー
△12番アドマイヤジャスタ
▽1番ロジャーバローズ

 サートゥルナーリアの前日単勝オッズは1.5倍。ダービーで1倍台に支持されたのは、ここ十数年においてはドゥラメンテ、フサイチホウホー、ディープインパクトの3頭だけ。トゥラメンテとディープインパクトは完勝で、フサイチホウオーは7着に敗戦(勝ち馬ウオッカ)。1989年(平成元年)までさかのぼってみると、ナリタブライアンとトウカイテイーが入ってくる。ご存じの通り、ともに圧勝。
 最高払戻額はドゥラメンテの190円で、最低がディープインパクトの110円。それでも、これらの単勝回収率は116%にもなるわけで、今年の150円は"美味しい"ととるべきかもしれない。
 しかし、どうやったらこんな美ボディーをつくれるのだろう…。その体躯から繰り出される馬力がすごい。
 皐月賞では、残り150m地点でヴェロックスに併せてムチ二発パンパンといれたら、土煙をあげて一気に加速。外にもたれてくるヴェロックスに覆いかぶさるようにして内に切れ込んで封じてしまう。
 ヴェロックスの鞍上も余計なことをしたなぁとおもわれるが、まっとうなたたき合いだったとしても、はたしてヴェロックスはサートゥルナーリアに先着できただろうか…。ゴール寸前の余裕の残し方ををみても、おそらく"アタマ差負け"は変わっていなかっただろう。
 とくに気難しいところもなく、鞍上の意のままに動いてくれる機動力の高さ、4コーナーを抜けてからの手前の残し方も素晴らしく、走りに一切ロスがない。
 ロードカナロアもすごいが、これを生産・育成した人も本当にすごい。
 この馬の育成に携わった全ての方に敬意を表し、素直に◎を打ちたい。
 
 サートゥルナーリアとは対照的に、腰が引き締まってたスレンダーな体つきをしたヴェロックス。ハーツクライの血を継承したジェスタウェイ産駒。ヴェロックスはもうワンアンドオンリー(14年ダービー馬)だなーと。ワンアンドオンリーのほうが多少背があったか、480キロ前後の無駄のない馬体から繰り出される脚は、切れないが"自然薯"のようなしつこい粘りをもつ。
 ワンアンドオンリーもそうだったように、ロングスパート合戦になったらまず落ちない。そしてノーザンファームの育成がはいって器用さとスピード性能が上乗せされている。
 とはいえ、挙げるには心苦しいデータもある。中内田厩舎の2200m以上の重賞成績。G1はエリ女の4着が最高。G2、G3は過去に1戦(16年京都新聞杯ゼンノタヂカラオ8着)のみで、クラシックディスタンスに相当の距離実績に乏しいところだ。
 いい意味でも悪い意味でも切れない。自分が高速道路をバイクで走っていてよく、ここでもう一段ギアがあれば安定するんだけど…、という思いに駆られることがある。まさにそういったイメージ。中速域ではどんなにタフな馬場でも同等のタイムで走れるが、高速域にはいるとトップスピードが限界に達し、もう1速上のギアを持つものに抜かれるか、それを追い越せない。
 最高の舞台にして、この高速馬場。これにどう対応させてくるか…。この1カ月半で仕様変更は叶うのだろうか。
 
 ダノンキングリーの凄さは…というよりも、皐月賞は戸崎騎手のファインプレーがすべて。4番枠からさっと出し、誰よりも早くラチ沿いを確保。ハミをリングハミに替えてきのは、それをイメージ通りに実現するためだろう。中山2000m、いや、皐月賞を知り尽くした乗り方だった。パーフェクトな騎乗だったといえる。
 それでも連対馬2頭に先着できなかった。皐月賞の結果が限界点とみる。
 
 穴はエメラルファイト。
 朝日杯FSに出走し6位のあと500万→スプリングSを連勝。スプリングS時はあまり状態が良くなさそうだったが、それだけ強い調教を課されてきたのだろう。しかしその反動がでたのか、捻挫を発症し皐月賞を回避。トレセンでじっくりと立て直しを図ることになった。
 権利を獲るために、あっちこっちの重賞を使われて、中2週や3週で叩かれるよりもよっぽどいい。ちなみにこちらは中9週でメンバー中最長。今回こそ燃料満タンで出走できるはず。そういえば、今回は美浦の坂路にいれられている。そこで初めて"速い時計"がだされた。個人的には良い試みだとおもうが…。
 勝ちに行くイメージで乗らないと馬券圏内には残れない。先週のカレンブーケドールのように、この枠をいかして、高いポジションを取り、早めに動き出して上位を出し抜くイメージで乗ってもらいたい。ちなみに石川騎手、ダービー騎乗は今回が2度目。
 (表題は”クロフネ”産駒に引っ掛けたいだけ・笑) 

 クラージュゲリエは、名牝フェアリードールの子孫だから、トゥザワールド(有馬記念と皐月賞で2着)や、デニムアンドルビー(JCと宝塚記念で2着)。ここに出ているリオンリオンも同じ牝系。
 蹄底が深いタイプで、みるからに不器用そう。マイラー的中距離はあわない。小回りも向かない。皐月賞では4コーナーでのストライドロスがすごかった。あれでは直線でもう一段ギアが上げられない。それでも5着。
 距離が伸びてかつ直線が伸びるこの舞台こそ最適な条件となるだろう。
 蹄のエクイロックスは厳しいトレーニングを課せられてそれに耐えてきた証。
 
 レッドジェニアルは前走では勝負のハミ替えでしっかりと力を出し切れた。いや、まだもう一段上を目指してもよいだけの地力はある。レッドアゲートの子。距離が延びてより躍動する。当日の落ち着き次第で。
 
 アドマイヤジャスタは、ここ2戦ともにまだホープフルSの仕上がりに持ってこられていなかった。そもそも前走は難しい枠からだったことで、スタートもあえて遅らせての居直り後方待機策をとった。結果的に見せ場すら作ることはできなかったが、残り100mの脚は目を見張るものがあった。この中間、ノーザンファームしがらきでどんなしごきを受けてきたか、当日の状態が楽しみでならない。

 ロジャーバローズは、能力はさておき、いま本当に絶好調だろうなーと思わせる追い切りを披露。馬主が猪熊氏。調教師は角居勝彦。飛野牧場生産。育成はノーザンファームしがらき。心肺機能は相当高そうだ。
 
(奥野憲一)

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