安田記念終了で、今年春のG1競走も残すところ宝塚記念のみとなった。

さて、その宝塚記念を的中させるために・・・。
今年のフェブラリーステークスから安田記念まで、G1競走における主要データの実績をまとめてみた。(データはJRDB提供)
これで宝塚記念は獲れたも同然!?

G1_IDM印

IDMは、◎が勝率40%。連対率で70%、3着内率でも80%と非常に優勝な内容。回収率も余裕で100%を超えている。G1は格。3歳戦はポテンシャル。その部分を的確に判定して指数に盛り込んであるからこその結果といえる。

※IDMとは JRDBが提供するスピード指数(能力指数)。当日の馬場差や天候などを勘案した走破タイムをベースに、競走内容、当日のデキなど、記憶の要素を加味して算出している。過去に出力したIDMを元に、今走のIDMが出力される(IDM調整値という)。


G1_厩舎印

厩舎指数は、◎の勝率が50%ととんでもなく優秀な結果が出力された。連対率も80%。単勝回収率も200%近くある。G1ならより厩舎の情報が重要であることが、この実績値からも理解できる。

※厩舎指数とは 東西の各専門情報紙の予想・評論家等と厩舎の密接度をデータベース化し、それを元に、各専門情報紙の印を分析して算出した数値。印は指数が高い順に打っている。


G1_騎手印

G1ともなれば騎手の実績がより重要視される。騎手印は、◎から注まででほぼ決着していることからもそれが理解できる。軸にするなら◎と○。配当妙味を取るなら注(4番手)を軸にするのもありだろう。

※騎手指数とは 基準オッズ範囲毎の連対成績を集計したものをもとに、競走馬への影響度合いを指数化したもの。安田記念のジャスタウェイ(柴田善)は騎手指数は3.1。これはIDM的には3ポイントほどの上昇が見込めることを意味している。


G1_情報印

情報指数も、上の指数同様に、◎と○らの成績が良くなっている。これはそれだけ競馬関係者の情報が、より正確に反映されている結果ともとれる。情報指数が高く出たものに対してはそれなりに信用しても良さそうだ。
ただし、無印の馬が8頭も馬券に絡んできていることから、情報指数だけでは馬券は絞りきれない。他の指数の併用、あるいは、補足的に使うのがベター。

※情報指数とは 「コンディションインデックス(CID)」を元に算出される。他馬との状態・力関係を比較するための指数で、「CID素点」にレースクラスによる持点を加算したもの。
 「CID素点」とは、現在の調教・厩舎指数を算出するデータベースを、さらに分析を行った結果からCID調教素点・CID厩舎素点を算出してその合算の割合に変化を加え算出したもの。



G1_調教印

調教指数もまた、上の指数同様に、◎と○は非常に優秀な成績となっている。ただし、ここも、無印の馬の好走が目立つ。したがって、調教指数は、消す材料として使うのではなく、あくまでも狙いの馬がデキかどうかの確認として使うの良いだろう。

※調教指数とは 東西の各専門情報紙の予想・評論家等が、担当の調教コースにおいてどれだけ正確に馬の状態を判断できているかをデータベース化し、それを元に、各専門情報紙の印を分析して算出した数値。


G1_パドック印

難しいのはパドックでの評価。競走の部分を除外した上でのパドック担当者の主観がほとんどであるため、当然印どおりにきっちりと決まることはそれほど多くない。無印の馬が好走するケースもある。これは仕方がないところ。ただ、◎と○が付いた馬の成績は悪くないことから、能力が最も高くデキが良い馬の評価は信頼しても良い。

※パドック点とは、各場に配置したパドック担当者が馬のデキやスケール、上昇度やそのときの適性などから、勝ち負けの確率が高いものから順番につけた点数。馬見観点からの最終予想ではない。


G1_オッズ印

関西とローカルはレース数が少ないので今回は除外。関東だけでみていこう。
◎の勝率は平均的としても、◎の連対率、3着内率はトップレベル。複勝回収率も100%を大きく上回っている。○の単勝回収率が驚異の200%超え。
主観を入れずに、時系列オッズ判定ロジックにまかせたほうが、成績がよくなることがここでも示されている。特にG1におけるオッズ情報は、大きい票数の中での動きであるため、より正確性が高まるのだろう。
陣営の真意をここで察することができれば予想が楽になる。厩舎指数や調教指数とあわせて使いたい。

※オッズ印とは、時系列オッズ分析からの推奨馬を数値化したデータを印に置き換えたもの。


G1_展開ゴール順位

展開予想は、ゴール順1着馬、すなわち、◎の勝率、連対率が非常に優れている。勝率・連対率を上げることは難しくない。回収率を100%上回ることが重要で、それをゆうに実現しているのがこの展開予想だ。
馬券を当てることを考えるなら、3番手(▲)までマークは必要だが、配当妙味をとるなら◎軸で。
なお、展開予想データは、G1だけではなく、平場でも役立つデータとして有効利用されている。
6月8日(日)は、展開予想◎と○の馬で構成したWIN5を4点で的中した見事な事例もある。


※展開予想のゴール順位とは、展開予想データ&ロジックにおいて算出された予想ゴール順位のこと。
※障害戦を除く



TEXT 奥野憲一