まずは先週のマイルチャンピオンシップのおさらいから。
前回のコラムで述べたとおり、厩舎評価が上を向いている馬がちゃんと馬券に絡みました。
3着のダノンシャークです。
今年はたまたま上位人気の馬に付きましたが、人気に逆らわずこの馬を信じて買った人はきっちりと馬券を射止めていることでしょう。
4着コパノリチャードは惜しかったですね。人気がなかった割には厩舎指数が高くでていました。激走印もついていたので、3着のヒモに加えるべき馬だったわけですが、惜しくも馬券にならず。まぁこれも競馬ですから仕方ありません。
▼マイルちゃんピンシップの前日データ(厩舎指数と厩舎評価矢印に注目)

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さて、振り返りはこのへんにして、
今週のジャパンカップの過去データから、ジャパンカップで好走する(だろう)馬を探していきましょうか。
まずは騎手。
下のデータは2009年以降、3着内率が高い順に並べてみました。

やっぱり外国人ジョッキーが検討しています。でも勝ってるのはC.ルメールだけ。2009年のウオッカです。
あのときのウオッカにはC.ルメールが騎乗していたのかぁ…。完全に記憶から飛んでしまってました(汗)。
勝利数では岩田康誠が1位。
2011年のブエナビスタと2012年のジェンティルドンナです。
その岩田康誠は、今年はヴィルシーナで参戦。
ジェンティルドンナにはムーアが騎乗することになりました。
武豊は2010年ローズキングダムで繰り上がりの勝利。
堅実なのがウィリアムズ。
2年連続参戦していて、2着1回、3着1回。馬券を外していません。
そして、美味しい配当をもたらしてくれるのが四位洋文。
2011年ジャガーメイルとか2009年レッドディザイアとか、人気がない馬を馬券圏内に運んでいます。
でも残念ながら今年は不参加。
その代わり(じゃないけど)、今年は浜中俊が参戦。デビュー以来2回目のジャパンカップ騎乗です。

アドマイヤラクティにウィリアムズ、デニムアンドルビーに浜中俊。
なかなか面白い組み合わせです。
厩舎指数的にみると、やはり指数が高い馬しか好走できていません。10以上出ていれば問題なし。5未満なら軽視しても良さそうです。

そして最後に、展開予想でお馴染みの上がり(3ハロン)指数。
だいたいスローペースからの上がり勝負になるジャパンカップでは、速い上がりを出せる馬が好走しています。
展開予想の上がり指数では、8位以下の馬はほどんど好走できていません。
上がり1位、あるいは、2位の馬は完璧と言っても良いほどの高い好走率。もうこの指数だけで決めてしまってもいいかも知れません。

【木曜の結論】
展開予想の上がり指数が5位以内で、厩舎指数が10以上の馬を狙うべし! ウィリアムズのアドマイヤラクティに配当妙味有り!
展開予想の上がり指数が5位以内で、厩舎指数が10以上の馬を狙うべし! ウィリアムズのアドマイヤラクティに配当妙味有り!
なお、厩舎指数と展開データ上がり指数は、前日に当ブログに掲載します。